ホームカラーの白髪染めやカラートリートメントは染まらない･･･メーカーやクチコミでは「染まる」と書かれているのに、実際に使ってみても染まっている実感が出来ない･･･。
そんな風にお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
白髪染めが上手に染まらない原因を探ってみましょう。
白髪にクリームを塗りきれていないので染まらない
白髪染めのクリーム・染毛剤は塗布した場所が染まる・色が定着するようになっています。つまり適度な量を白髪に塗りきれていないと、塗られていない部分は当然染まりません。
ホームカラーの場合、自分でクリームを髪に塗布しますので、どうしてもムラになってしまいがちです。
その場合は、目の細かいコーム・くしを使用すると良いでしょう。上から塗るだけではなく、同じ部分でも裏側（下側）からコームを通しましょう。そうすると髪の毛の表面すべてにクリームがいきわたり、行き渡った部分がムラなく染まります。
塗りにくい場合は、クリップなどでブロッキング（髪を部分的にクリップで留め、内側の髪を表面に出す）しながら塗布すると良いでしょう。
放置時間とその方法が適切でないので染まらない
おしゃれ染めでも白髪染めでも、カラーリングをする際にはクリーム・毛染め剤を塗布したあとに放置時間が必要になります。特にカラートリートメントの場合、髪質によって色が定着しやすい・色が定着しにくいという個人差があるため、適切な時間を自分で探していく必要もあるでしょう。ただ、塗布した髪をそのまま放置するのではなく、あたためながら放置するとより色が定着します。
髪の毛はあたためることでキューティクルが少し開きます。カラートリートメントの場合は、開いた部分に色素が付着して染まりますので、あたためながら放置するようにしましょう。クリーム・毛染め剤を塗布した髪をラップを密着させるように巻いたり、ビニールやアルミ製のキャップをかぶったりすることがたくさんのメーカーからも推奨されています。また、蒸しタオルやドライヤーの温風を上手に使うとさらに効率よく色を定着させることができます。
不適切なシャンプーを使っているので染まらない
カラートリートメントで白髪染めをする場合、クリームに含まれる色素が髪の表面の層に定着して白髪が染まります。（いわゆる2剤式というのはさらに髪の内部に色を入れて染めます。）例えば、コーティング剤（シリコンなど）が入ったシャンプーを常用していると、髪の表面がコーティングされているので、色素が定着しません。また、洗浄力が強すぎるシャンプーを使用している場合は、せっかくついた色素まで落としてしまうこともあります。
つまり、コート剤の含まれないシャンプーを使用し、また洗浄力もカラーを守りながら汚れを落とすような昨日のシャンプーを使用することが上手に染める方法のひとつでもあります。シャンプーについては、白髪染め・カラートリートメントのメーカー推奨のものをあわせて使用すると良いでしょう。
いかがでしたか？白髪が染まらないと思っている方は、実は上手に染められていないだけなのかもしれません。
- コーム・クシを使ってムラなく白髪に塗布すること。
- 塗布した髪をあたためながら、適切な時間放置すること。
- 適したシャンプーを使用すること。
白髪染めが染まらないとお悩みの方は、この3点を試してみてくださいね。
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