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鏡をのぞいたら、そこには1本の白髪。気になってよく見てみると、次々に見つかる白髪…。見るのもいやだと、根っこからブチッと抜きたいところですが「白髪を抜くと増える」という話を聞いたことはありませんか。

白髪を抜くと、増えるって本当?

さまざまな意見があると思いますが、増えることもあるので本当といっていいでしょう。根元からプチプチと抜いてしまうよりは、根元からカットするか、もしくは染めることです。
その理由は、毛髪の構造にあります。頭皮を拡大鏡で見てみると、ひとつの毛穴から髪の毛が3本くらい生えています(下図参照)。

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同じ毛穴から出ているうちの1本が白髪だったりするわけですが、「白髪を抜く」となるとこうやってまだ生えている髪を抜くことになります。

毛髪を引っ張りぬいた場合、同じ毛穴から生えている毛の根本部分にある毛球が互いにダメージを受けてしまいます。毛根にダメージが与えられると、黒髪の色の元になっている「メラニン(色素)」を作り出せず、色素の無い白髪が生えてきてしまうことがあります。

毛穴は密集しているものですから、周囲の毛穴にも血流が悪くなるなどの悪影響が出ます。そのため、1本抜くと、周りに生えている毛の毛球もダメージを受けて、白髪になりやすくなってしまいます。
また、白髪を抜くと、以前はまっすぐだった毛穴が、傷つくことにより変形してしまうことがあります。すると次に生えてくる毛髪は、曲がった毛穴から生えてくるので、その毛が白髪だった場合、その白髪は曲がりくねった「波状毛」になります。

曲がりくねった白髪は、まっすぐな白髪より目立ってしまう。だから、余計に増えたように見えるのです。そもそも、まだ元気な毛髪を無理に抜くのは、表皮を傷つける行為です。

表皮には、「基底細胞」という表皮の素となる細胞がたくさんあるのですが、この「基底細胞」から、発生学上では髪の毛の素となる「毛母細胞」も作られます。

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そんな表皮を傷つけてしまったら、傷が直っても傷跡が残るのと同様で、健康な髪が生えにくくなってしまう可能性があります。

つまり、白髪を抜くことは頭皮を傷つけること!白髪が増えるだけではなく、健康な髪が生えてこないようになってしまうなんて、これはゼッタイにNG行為ですね。

髪には「ヘアサイクル」がある

1本の髪の毛の寿命は3~7年。平均すると、5年で抜け落ちます。

女性の平均寿命を85年として計算すると、17回しか生え替わらないというわけです(85年÷5年=17回)。

また1ヶ月に1cmくらいしか伸びませんので、せっかく伸びた髪を白髪とはいえ、毛根がまだ元気な髪の毛を抜いてしまうのはとてももったいないことです。白髪を抜き続けることで頭皮を痛めつけていると、薄毛の原因にもなりかねません。

白髪は染めましょう

では、白髪ある場合、どうしたらよいのでしょうか。「根元近くからカットする」もしくは「白髪染めをする」のが良いでしょう。しかし、根元近くでカットしてしまうと、ロングヘアの方は長さの合わない髪がたくさん出来てしまいますので、できれば白髪染めを選択していただきたいものです。白髪染めは、髪や頭皮に優しいものがありますので、それを使うのが良いでしょう。

髪や頭皮に優しい白髪染めはカラートリートメント

長い時間をかけて成長する毛髪。白髪といえども大切にしたいですよね。ドラッグストアなどでたくさん売られている市販の「2剤式」白髪染めは、髪の上で化学反応を起こして染める色を発色させ、キューティクルを開いて色素を内部まで浸透させるタイプの毛染めです。大変良く染まりますし、色も長持ちしますが、髪に負担が大きく傷むことも多いです。

その点、白髪染め用カラートリートメントなら、髪をトリートメントしながら色を髪の表面に付着させて染めていくので、髪への負担が少なくやさしく染まります。

レフィーネのヘッドスパトリートメントカラーであれば、頭皮の余計な皮脂を吸着し、また養毛成分を与えてくれるので、髪だけでなく頭皮のケアにもなります。

続けて使うことで色ツヤ美しい髪になりますので、白髪を見つけてもプチプチ抜いたりせずに、気軽にカラートリートメントをご利用くださいね。

ヘッドスパトリートメントカラー

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