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「なぜ、髪がうまく染まらないの?」
髪の毛の毛質には、「硬い」「柔らかい」の硬軟性があります。

硬い髪は、毛皮質にハードコルテックスが多く含まれ、吸湿性が少なく、痛みにくく、染色しにくい毛質です。
(硬い髪でもパーマや二剤式ヘアカラーをしている部位は、染まりやすくなっています)

逆に軟らかい髪は、ソフトコルテックスが多く含まれ、染色しやすい毛質です。

体型や性格が、ひとりひとり異なるように、髪の「毛質」もそれぞれ。
さっそく、自分のタイプをチェックしてみましょう。

3ステップ 髪質チェック

1STEP  感触・見た目をチェックする

硬い髪
光に当てると、比較的ツヤが少ない
根本がザラザラしている

柔らかい髪
根元がツルツルしている

2STEP  濡れた髪をチェックする

髪を一部分だけぬらし、根本から毛先までしっかりタオルオフした後、髪の状態をチェックします。
※シャンプーやトリートメントは使用しないでください

硬い髪
髪にまとまりがなく、パラパラとばらける
乾いてくると、髪全体が広がるようにボリュームアップする

柔らかい髪
髪がまとまりやすく、くっつきやすい
乾いてきても、頭や顔のラインに髪の毛が沿っている

3STEP  クセのつきかたをチェックする

髪の毛を指に3~4回巻きつけて10秒ほど待ちます。
指をはずした髪の状態をチェックします。

硬い髪
ほどくと、すぐ髪がまっすぐにもどる

柔らかい髪
髪がウェーブしたり、うねった状態になり、まっすぐにもどらない

いかがでしたか?
髪質のタイプによって、カラーの入り方も異なってきます。

次は、白髪染めのタイプをみていきましょう。

白髪染めの特徴を知って『染まる髪』へ!

現在、多く出回っている白髪染めは、下記の5つです。
それぞれの特徴ごとに、染め方のポイントも異なりますので、しっかりチェックしましょう。

① 二剤混合ヘアカラータイプ(永久染毛剤・脱色剤)

髪の中心まで染まり、色持ちが2~3ヶ月と長期的に持続します。
硬い髪質で染まりにくい方、しっかり染めたい方は、こちらがおススメです。
ただし、髪や頭皮へのダメージが大きいので、髪や地肌の十分なお手入れが大事です。
1剤と2剤を使用時に混合して、化学反応で発色させますが、配合成分でかぶれやアレルギーを起こすこともあるので、必ず毎回のパッチテストが必要です。手袋は必須です。

② ヘアブリーチ(脱色剤)

髪の中にあるメラニン色素(黒色)を脱色し、髪を明るくします。
一度でしっかり染めたい方や明るい色に仕上げたい場合、硬い髪質の方にはこちらがおススメです。
ただし、髪や頭皮へのダメージが大きいので、髪や地肌の十分なお手入れが大事です。

③ ヘアマニキュア

髪に優しいイメージがあるヘアマニキュア。
キューティクルの表面上と表面に近い内部に色がつくため、ダメージは比較的少なく、その分、2~3週間ほどで色落ちします。
硬い髪、柔らかい髪、両方に使えますが、タール系の色素を薬液によって付着させるので、敏感肌の方は事前にパッチテストをするなどしてアレルギーが出ないよう、事前にチェックしておきましょう。

④ ヘナ

植物系の成分を使っているのが「ヘナ」です。ヘナの色素だけではオレンジ色に白髪が染まるだけです。そこでインディゴ(木藍)を一緒に使用して黒髪に染めます。
ヘナは染めるまでの準備が必要です。お湯で溶いたり、必要な分量を量ったり、また、髪のごわつきが出たり、独特なニオイがでるのも特徴です。
また、髪質によって相性が大きく異なってくるので、好みの色が出るまで、何度か繰り返して試すことが必要です。

⑤ カラートリートメントタイプ(半永久染毛料)

ダメージが嫌な方、地肌が敏感な方は、こちらがおススメです。
キューティクルに色素が付くことで白髪が染まり、2~3週間ほど色持ちします。ただし、脱色効果がないので、もともと暗い髪色は明るくなりません。
トリートメントベースなのでダメージを気にせず、何度でも手軽に使用できます。

当店のレフィーネはこのタイプになります。
硬い髪、柔らかい髪、両方に使えますが、カラーリングするときにはコツがありますので、ぜひ下記をご参考ください。
レフィーネで綺麗に染める達人たち「ヒミツのテクニック公開」

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