髪の健康を保つためには、サロンなどでヘアケアサービスを受ける事も大切ですが、最も重要なことは、自ら行なう「ホームケア」です。ホームケアの内容と手順について、まず、シャンプーのしかたから具体的にご説明します。

正しいシャンプー方法

シャンプーに際しては、頭皮と髪を区別して、以下の手順で行うことがポイントです。

  • シャワーを2分間くらい頭皮にあててください。予洗いとして、結構汚れがとれます。
  • シャンプー剤は、できればスポンジ等であらかじめ泡立て頭皮になじませてください。
  • 頭皮のシャンプーは、こすらずに、頭皮を動かして、毛穴につまった汚れをもみだすような感じで行なってください。特に頭頂部と額の生え際を中心に行なってください。皮脂などの汚れがたまると、雑菌が繁殖したりして、頭皮のトラブルの元となります。
  • 髪のシャンプーも、髪同士をこすらせないように行なってください。具体的には、頭頂部にある泡を手ぐしで毛先まで移動させ、次に手の甲に集まった泡を、再度頭頂部に戻す。この工程を1箇所につき3回行なうと、髪に付着した汚れがよく取れます。
  • 同時に髪の損傷も相当に軽減できます。また、すすぎは十分に行なってください。
    トリートメント(コンディショナーなど)は、なるべく頭皮につかないよう、毛先を中心に使用してください。トリートメント剤は、髪にうるおいを与え、損傷を止め、健やかな髪に整えるために必要なものですが、頭皮そのものには必要ありません。
  • 最後にすすぎを行う際、後頭部は手の届きにくい部位ですので、特にしっかりと行なってください。そしてタオルドライの後、髪・頭皮は自然乾燥させずにドライヤーで乾かしてください。

頭皮の活性化

上記のシャンプー法によって、頭皮は徐々に清潔になり、髪の傷みも防げるようになってきます。次に清潔になった頭皮を活性化する方法の手順を説明します。まず、頭皮の部位による違いを確認します。後頭部(目安は耳と同じ高さの部位)を両手で左右から中心に向けて動かしてください。
この部位は、一般によく動く頭皮のはずです。次に同じ動作を頭頂部や額の生え際で行ってみてください。きっと動きは少ないか、時には頭皮が頭蓋骨にへばりついて動かない状態もあるかもしれません。この動かない頭皮が抜毛を促進する大きな原因です。 髪も体の一部です。頭皮活性化の手順血液からの栄養分で成長し、再生されます。頭皮が張っていれば、血管は圧迫され、十分な血流は得られません。
頭皮が動くように、よくマッサージすることが、髪の為になります。良質の育毛剤も必要ですが、マッサージが第一です。方法は、側頭部から頭頂部に向け、頭皮を頭頂部に集めるように行います。毎日2~3回(1回2分位)行うと1ヵ月後には少しゆとりが出てきます。また、このマッサージは顔のリフティングにも効果があり、若返ります。頭皮と顔は一体であると理解してください。

ストレスと血流改善

ストレスは、日常生活を普段どおりに送っていても溜まるものです。いつのまにか、ストレスと感じていないストレスが溜まっていきます。この改善には生活の中に緊張とリラックスをうまく組み合わせて、メリハリを作るようにする事、何か趣味を持つ事が大切です。次に、頭皮の血流(血行)は、首・肩のコリによっても悪影響を受けます。パソコンに向う時間が長いとコリは強くなります。ネコ背にならない事、そして、コリをもみほぐして頂きたいのですが、効率の良い方法は、痛い又は突っ張ったり、痺れるところを後ろから押さえてもらい、首を左右に10往復振ると、コリが軽くなります。
また、ストレスに関するツボは、耳の周囲にあります。こめかみの後ろ辺りから頭皮に指をあて、強めに側頭をもみあげ、後ろに指を移動させながら押さえて下さい。
ストレス状態だと、痛みを強く感じます。
回復してくると、気持ちよくなってきます。会議のあとや、緊張したあとは、側頭部をもみほぐすようにして下さい。頭皮がよく動くようになると、髪は元気になります。頭皮ほぐしは、リラクゼーションにもつながります。

髪に必要な栄養成分

この血液が運ぶ栄養成分ですが、体のすべての組織は血液によって運ばれた成分によって維持されています。頭皮、髪も同様です。効率よく栄養分を吸収させるためには、3度の食事の時間をいつも同じにすること、よく噛んで(1口30回)唾液を多くして食べることが大切です。唾液には、消化酵素とともに成長因子(唾液腺ホルモン)があり、若さを保つ役目を持っています。さらに、食事中のミネラル分を吸収しやすくする成分もあります。食事をのみ込む意識から、「よく噛む」意識にしていただくことです。
次に食事内容ですが、できれば加工食品、インスタント食品、食品添加物の多いものはさけるように心がけてください。これらの食品は厳密にはさけられません。また体によくない成分をなるべくうまく排出させるには繊維質の多い根菜、豆、海藻類を多く摂るようにしてください。繊維質に不要成分が付着して排出しやすくなります。また髪をつくる主成分は、蛋白質(ケラチン)です。これも肉だけでなく、豆類にも多く含まれています。ミネラル分も髪をつくるのに大切な成分です。根菜、海草、貝類を摂るように意識してください。そして最も大切なことは楽しく食べることです。気持ちが栄養価を高めてくれます。

「血管」について

血流をよくするためには、血管内をスムーズに血液が流れていなければなりません。血流は自律神経に影響を受け、昼は交感神経が、体(内臓)を支配し、血液は内臓や太い筋肉に集まります。夜は副交感神経が体を支配し、リラックスすると共に血液は末梢血管が開き、末端まで流れて各組織の代謝を促進し新しい細胞が作られるようになります。もちろん髪の基となる毛母細胞もこの時細胞分裂を活発に行ないます。この末梢血管の太さは5μ(ミクロン)で、肉眼では見えない太さです。 さらにその末梢血管に8μの直径の赤血球が入り込み流れています。血管の内側に赤血球は接近しながら移動しています。この末梢血管の内側にコレステロールや中性脂肪などが付着しますと赤血球の流れは止まってしまいます。また、ストレスや生活環境の乱れ(夜更かしなど)によっても更に末梢血管は収縮し、栄養が毛母細胞に運ばれなくなりますので食事上の注意が必要です。食事内容で酸性体質になりますと、血流は悪くなります。魚、野菜、豆類が理想です。もちろん運動をする事は何よりも血流をよくしてくれます。ストレス対策としても日課に取り入れてください。

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